　青空児童合唱団は、昭和52年４月に四谷小の合唱団として発足して以来35年間、幼稚園児から中学生の子どもたちの歌唱力向上を目的としながら、親子・地域との交流を大切に活動している合唱団です。
　合唱の練習を月に２回文化センターなどで行っているほか、定期的にコンサートも実施しています。また、ほかの団体の協力を受けてオペラに参加することもあり、子どもたちには子役として、大人と一緒にオペラに参加するという貴重な体験を提供しています。
　「地域との交流、様々な世代との交流を深めるため、卒団された方々もミニコンサートなどにお招きしています。卒団された方々から当時のお話などを伺うことができ、これまでの35年間、皆で積み重ねてきた長い時間の素晴らしさを感じることができる良い機会にもなります。それぞれの方が生活の中で、ひょっこり顔を出し、時折歌うことの素晴らしさを思い出せる場を、今後も提供し続けていきたいと思っています」と代表の藤原裕子さん。
　団の活動として、チャリティーコンサートや東日本大震災の復興支援にも取り組むなど、自分たちにできることを長く続けようと社会貢献活動に励んでいます。また、各世代が協力し合い、お互いの立場を尊重すること、子どもに接するときは笑顔を忘れないことを心掛け、日々の活動に取り組み、多世代交流と子どもの健全育成を図っています。
　

「子どもだけでなく親も一緒に歌う曲もあり、最近では父親の参加者も増え、家族全員で歌う方々もいらっしゃいます。青空児童合唱団は、多くの方が心の力を抜いて歌うことを楽しむ場としてあり続けたいと思っています。そして、家族のようにありのままの自分で居ることができる場所として、これからも地域との交流を大切にしていきます」と団員の大石みゆきさんは話します。
▽青空児童合唱団（３３３・０１２１）

http://www11.ocn.ne.jp/~fnpov/index2-4-1142.html